演劇

 チェルフィッチュ/三月の5日間

開館30周年記念、国立国際美術館にて。かねがね噂には聞いていたが矢張り素晴らしい。正にエポック・メイキングな作品。今のワカモノのひたすらにぐだぐだなだめだめ感溢れるジャンクなLow-lifeが国立国際美術館というロケーションを舞台に展開されるとい…

 AI・HALL+岩崎正裕共同製作/「フローレンスの庭」

全てがとても素直で、真っ直ぐで、誰もが優しく、眩しい−そんな芝居だったんじゃないでしょうか。自分がいかにうしろむきの根性無しのひねくれものであるかを改めて実感。

 地点/桜の園

一種の様式美というか、「型」を重んじる演出の芝居に憧れを感じる瞬間があって、この劇団の「型」にも強烈に持っていかれる時がある。昔ダニエル・シュミットの映画に何故かはまっていた時期があったのだけれど、そういえば以前読んだアート系映画ガイドで…

 青年団/ソウル市民

満員の伊丹アイホールにて。客演先その他のご好意により半額で見る。青年団を見るなんて何年ぶりだろうか。繊細で緻密で。語られない空間と時間が舞台の向こうに広がっているのを感じる。感じさせる、ことが出来る力。糧になりますように。