heavy water

k_mitamura2008-12-23

  • 昨日。I氏から唐突に誘われアンドリー・ゾルダックのレクチャー@スタジオ315へ。欧州で今最も過激な演出家、とのこと。スライド、上演作品のヴィデオ上映数分間を含め3時間。
  • 芸術家はすべからく天才であり天才とはすべからくドSのキ○ガイである。情熱的な、アーティスティックなキ○ガイの話を聞くのは凄く、楽しい。凄く。
  • まるで学生の時のようにノートにペンを走らせながら聞き入った。ので聞きたい人は聞いてください。過激あるいは詩的。凄くかいつまんで例えば。『俳優達は狼で無いといけない。狼の匂いを知らなければならない。そして好い俳優とは人生を愛している俳優』 さて。
  • 久しぶりにK氏に会って喋り、hmpの俳優さんお二人とZさんを紹介していただく。A級を見てくれていた方もいる。hmpのお二方は来年春某企画で共演する。飲む。とても好い人たち。これは意気投合したってやつなのかな。
  • 今年は様々な人と出会い、対話する中で「悪い場所」に成ろうとしている大阪という町で演劇をするという行為について考えざるを得なかった年だったような気がする。そのことについてまた追々たらたらと書けたら、書く。多分。
  • 後悔させてやればいいのだそうだ。返り討ちにしてやりたいようだ。どうやらぼろぼろにしてやりたいきもちもあるようだ。でも負け戦は既に確実に見えているみたいだようだ。でも見ないふりをしているんだそうだようだ。別に構わないと思っている思いたいようだ。今年沢山のものを得た。でも失うも恐れるものなんて無いとは言えないまでもそれは確実に磨り減っていくからいっそこの感情に身を任せていたい痛い遺体のはほんとうはきらいなのに。喪失のシュミレーションに対する耐性すら無。情でしか動けないが私を殺すのもまた情だってこと。