柿食う客/恋人としては無理

@精華小劇場。そういえば前夜祭では主宰のN氏と色々と話したんだった。トウキョウは違う国。面白い芝居がまず当然の前提としてある中で客は「今、何を見なければヤバイか」を基準に観る芝居を選ぶ戦場、過剰な消費のサイクルと如何にして上手く付き合っていくか。創作者同士の愛あるディスり合い文化の一端が件のブログ騒動(?)という訳でしょうか。クロムや鹿と交流があることから突き抜けてクレイジーアホな感じなんだろうなとか勝手な先入観がいい感じにスカされました。だからかチューニングにほんの少し時間がかかったかも。だけど俳優陣のコトバとカラダが紡ぐグルーヴに身を委ねられればとても気持ち良い約65分。DJのmixテープを観てるみたいな感じ?アゲアゲじゃなくて結構一定のbpm、わりと音数少なめでローファイな感じの?役者さん、本当に良く動く。身体を目で追うだけでも飽きない。どうしたらああなれるんですかね。あかんね。がんばらんとね自分大阪。観て損は無いと思います。